世界の大気汚染国で平均余命が2.2年短縮、インドは6年近く 米研究

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濃霧が広がるジャカルタの街並み=2018年2月/Bay Ismoyo/AFP/Getty Images

濃霧が広がるジャカルタの街並み=2018年2月/Bay Ismoyo/AFP/Getty Images

報告書は大気汚染の主な原因として化石燃料を挙げている。ただし昨年はパンデミックの影響で航空機や車が減り、工場が閉鎖されたために、空気がきれいになったとも指摘した。

一方で米西部を中心に続く森林火災にも言及。煙は東部ニューヨークあたりの大気にも影響を及ぼしているとしたうえで、気候変動による異常な乾燥や高温が深くかかわっていると強調し、世界各国に化石燃料への依存から脱却するよう改めて呼び掛けた。

また成功例として、中国はかつて常に大気汚染のワースト5に入っていたにもかかわらず、13年以降の対策で汚染物質の濃度を29%も削減し、平均余命の短縮幅を4.1年から2.6年に減らしたと指摘した。

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