ニュージーランド、入国する外国人にワクチン義務付け 11月から

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ニュージーランドは11月1日以降、入国する外国人に対し、新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける/Fiona Goodall/Getty Images

ニュージーランドは11月1日以降、入国する外国人に対し、新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける/Fiona Goodall/Getty Images

(CNN) ニュージーランド政府は3日、入国する外国人全員に対して11月1日以降、新型コロナウイルスワクチンの接種完了を義務付けると発表した。

ヒプキンス保健相によると、航空機で到着する17歳以上の外国人は、入国管理システムへの登録時にワクチン接種状況を申告し、到着時には航空会社と税関に接種証明または免除証明を提示するよう求められる。

入国後14日間の隔離措置と、国際線搭乗前72時間以内に受けた検査の陰性証明は引き続き必要とされる。

ヒプキンス氏は「現状でも入国者のほとんどがすでにワクチン接種済みだと言っている」と指摘。今回の要件ではこれが明文化され、水際対策が一層強化されると説明した。

諸外国の当局から承認を受けたワクチン22種類のいずれも有効だが、最終回の接種から14日以上経過していることが条件。接種証明提示の義務に違反した旅行者は、最大4000NZドル(約31万円)の罰金の対象となる。

ニュージーランド航空も3日、国際線の乗客全員に来年2月以降、ワクチン接種を義務付けると発表した。

同国は8月中旬、半年ぶりに新型ウイルスの感染者が1人確認されたことを受けて、全国の感染警戒レベルを最上位の「4」に引き上げた。

警戒レベルはその後「2」まで下がっていたが、新規感染者の報告がある最大都市オークランドとその南側のワイカト地方では3日深夜から5日間、「3」に引き上げられている。

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