パキスタン南西部でM5.7の地震、20人死亡
パキスタン・カラチ(CNN) パキスタン南西部で7日未明、マグニチュード(M)5.7の地震があり、福祉団体によると少なくとも20人が死亡、200人近くが負傷した。
米地質調査所(USGS)によると、地震は現地時間の午前3時ごろ、パキスタン南西部バルチスタン州の山間部にあるハルナイ近郊で発生した。震源の深さは当初の推計で20.8キロ。
バルチスタン州の自警団によると、ハルナイでは地震によって複数の住宅が倒壊し、救出活動が続けられている。負傷者はヘリコプターで病院に搬送された。
福祉団体によれば、ハルナイは山間部の簡単には到達できない場所にある。
自警団によると、ハルナイに通じる道路は土砂崩れのために通行できなくなっている。同団体がツイッターに投稿した動画では、現場が車2台のヘッドライトに照らされて、道路をふさいだがれきを警官らが手で除去していた。
バルチスタン州では2013年9月に起きたM7.7の地震で少なくとも330人が死亡、445人が負傷していた。