復職のスーダン首相、軍との合意は「流血を避けるため」
軍との交渉で仲介役の一端を担った活動家のムダウィ・イブラヒム氏は23日、CNNとのインタビューで「合意はハムドク氏にとって極めて屈辱的」だが、同氏は「国家のために」これを受け入れたとの見方を示した。
イブラヒム氏は「路上で多くの人々が死んでいる。だから首相はこうして屈辱を受け入れるしかなかった」と述べた。
一方、ハムドク氏は合意について、屈辱ではなく正しい選択だったと語り、不完全な内容だが「完璧な合意を待っていれば手遅れになる」と説明。今後、軍と協力して将来への「公正なロードマップ」を作成すると述べた。
また、拘束された31人のうち釈放されたのは9人にとどまっているとも指摘し、全員の即時釈放を最優先すると表明した。