北朝鮮、5日に「極超音速ミサイル」の発射実験 国営メディア報道

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北朝鮮の労働新聞が公開した画像。5日に行われた極超音速ミサイルの実験とみられる/From Rodong Sinmun

北朝鮮の労働新聞が公開した画像。5日に行われた極超音速ミサイルの実験とみられる/From Rodong Sinmun

(CNN) 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は6日、同国が5日、極超音速ミサイルの発射実験に成功したと発表した。

報道によると、金正恩(キムジョンウン)総書記は実験に立ち会わなかった。

KCNAは「極超音速ミサイル部門での相次ぐ実験成功は、国家戦略部隊の近代化という第8回党大会で示された仕事を加速させる戦略的意義がある」などと伝えた。

ミサイルは発射後に分離され、最初の発射から120キロ機動した後、700キロ先に設定された目標に誤差なく命中したという。

日本の海上保安庁は5日に発射の情報があった後、飛翔(ひしょう)体が朝鮮半島東部沖の海上に落下したと発表していた。

韓国の国家安全保障会議は5日の発射の直後、北朝鮮のミサイル実験に対する懸念を表明。発射されたのは弾道ミサイルと推定されるとも述べ、南北間の緊張緩和のため対話再開を呼びかけた。

北朝鮮は昨年9月、慈江道龍林郡都陽里から新型の極超音速ミサイル「火星8」を試験発射したと発表していた。

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