スーダン軍、抗議デモ参加者7人を殺害 現地医師会が発表

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昨年のクーデター以降、大規模な抗議デモが複数回にわたり行われている/AFP via Getty Images

昨年のクーデター以降、大規模な抗議デモが複数回にわたり行われている/AFP via Getty Images

複数の政党・政治活動団体の連合であるFFCは、17日の暴力への対応として市民に向け2日間の不服従とゼネストを呼び掛けた。フェイスブックへの投稿で、近隣にバリケードを設置し、移動を止めさせるよう求めている。

スーダンは2019年以降、軍と文民の不安定な連合によって統治されてきたが昨年10月25日に軍が事実上権限を掌握。統治評議会と暫定政権を解散し、ハムドク首相を一時的に拘束した。

ブルハン氏は昨年11月、軍と文民指導者らの間に成立した合意の一環として、ハムドク氏を首相に復帰させたが、同氏は今月初めに辞任していた。

スーダンの政治系情報筋が今月CNNに明らかにしたところによると、ハムドク氏の辞任は軍が「不干渉」の合意を反故(ほご)にし、国家諜報(ちょうほう)機関を再び発足させたことが引き金になったという。

以前のCNNの調査では、抗議デモ参加者の死亡についてこの諜報機関の関与を示唆する結果が出ていた。

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