避難民キャンプの子ども3人が死亡 暴風雪で猛烈な寒さ シリア
人命救助のボランティア団体ホワイトヘルメッツによれば、シリア・アレッポ北部のキャンプでは17日午前、テントでヒーターを原因とする火災が起き、3歳と5歳の子どもが死亡した。母親は重いやけどを負って病院に運ばれた。
シリア・ブルブルのキャンプでは、寒波のために子ども2人の体温が著しく低下し、2人とも病院で手当てを受けているとOCHAは伝えている。
「ただでさえ耐え難い状況で暮らす人たちが一層の打撃を受けている。薄いマットで横になると、自分の吐く息が見える。子どもたちはサンダル履きで、破れたシャツを着て歩き回っている。一家で凍死を恐れている」。CAREのシリア代表はそう話している。