ヨルダン軍、麻薬密輸業者27人の殺害を発表 武装集団が護衛、シリアから入国はかる
アラブ首長国連邦ドバイ(CNN) ヨルダン軍は27日、シリアからヨルダンに入国しようとした麻薬密輸業者27人を殺害したと発表した。
密輸業者は「武装集団に護衛されていた」とヨルダン軍は説明し、同集団は逃走してシリアに戻ったとしている。現場からは大量の薬物が押収された。
ヨルダン軍は国境地帯の複数地点で密輸業者と遭遇し、一斉摘発を行ったとしている。
押収した薬物の種類は現時点で分かっていない。現場での調査は雪のために遅れが出ているという。
ヨルダン当局によると、シリアから流入する麻薬の押収量はここ数年で増え続けている。国連は、シリアの麻薬密輸に関連した事案の増大に懸念を示していた。