デンマーク、コロナ規制を全て撤廃 EUで初
保健相によると、今後もグループと接触する場合、特に重症化リスクがある人については、事前に自宅での検査を奨励する。
新型コロナの症例確認のため、PCR検査も引き続き受けられるようにする。
デンマークで唯一残るコロナ規制として、国外からの渡航者がワクチンを接種していない場合などは引き続き入国時の検査を義務付け、高リスク国からの入国者には隔離措置を講じる。
メッテ・フレデリクセン首相は1月26日、春から夏、初秋にかけては「ハグ、パーティー、フェスティバルの開かれたデンマーク」が期待できると述べていた。
一方でデンマーク政府は、秋の終わりから冬にかけては再び感染数の増加が予想され、追加のワクチン接種が必要になる可能性もあるとした。フレデリクセン首相は、4回目の接種が必要になる可能性も排除しないとしている。
デンマークは2021年9月にも全てのコロナ規制撤廃に踏み切ったが、感染の第3波を受けて規制を再導入していた。