キャサリン妃、子ども番組で読み聞かせ披露へ 英
(CNN) 英王室のキャサリン妃が今月13日、子ども向けテレビで読み聞かせを行うことになった。内容は若者のメンタルヘルスおよび福祉に焦点を当てたものとなる。
英BBC放送の子ども向けチャンネル「CBeebies(シービービーズ)」は、2月7日から13日を「子どものメンタルヘルス週間」に設定。「おやすみの時間」の番組枠にスペシャルゲストとしてキャサリン妃が登場することになった。
BBCの発表資料によると、キャサリン妃は読み聞かせの話として、ジル・トムリンソン氏の作品「くらやみをこわがったフクロウぼうや」を選んだ。
この作品は、赤ちゃんメンフクロウの「プロップ」が、他者の手助けを得て自信を付け、恐怖を克服する内容の物語だという。
資料によると、、企画担当者は、子どもたちのメンタルヘルス週間の重要性を強調することで、子どもおよび大人たち双方が、困難に遭遇することは成熟と適応への助力となり得ると理解し、「感情面でどう成長するのかについて考えるよう促される」ことが明示されると話している。
キャサリン妃は以前から、ウィリアム王子やヘンリー王子、メーガン妃とともにメンタルヘルスに関するキャンペーンを推進。また新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の最中、子どもたちの精神および肉体面での健康を維持することの重要性について発言してきた。
番組には他にも、歌手のドリー・パートンさんや女優のリース・ウィザースプーンさん、シンガーソングライターのエド・シーランさんら、大物ゲストが多数出演。
キャサリン妃の回は、現地時間の13日午後6時50分(日本時間14日午前3時50分)に放送される予定だ。