ウクライナ大統領、ロシア指導部は軍事侵攻を「承認」
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は24日未明のフェイスブックへの投稿で、ロシア指導部がウクライナへの軍事侵攻を承認したと述べた。
ゼレンスキー氏はロシア語で「すべてのロシア市民に訴えたい。大統領としてではなく、ウクライナの一市民として訴える」「我々の間には2000キロ以上の共有する国境がある。あなたがたの軍隊は今、国境に展開し、約20万人の兵士がいて、数千台の軍車両がある」と述べた。
さらに「あなたの指導者は軍が前進し、他国の領土に入ることを承認した」「このステップは欧州大陸の大きな戦争の始まりとなる可能性がある」と述べた。
侵攻の引き金が「いつでも」登場しうるとして、引き金を引くことが「ウクライナ国民を自由にすると言われているだろうが、ウクライナ国民は自由だ」「あなたがたのニュースのウクライナと実際のウクライナは2つの違う国だ。一番の違いは我々の方が現実だということだ」と述べた。
ゼレンスキー氏はウクライナ人がネオナチでロシア文化を嫌っているとの批判を否定したうえで、「隣国は文化的に互いを豊かにするが、それは一つになることではない。我々をあなたがたの中に吸収することではない」「我々の歴史は自分たちで決める。平和、冷静、誠実さの中でだ」と述べた。