ウクライナのチェルノブイリ原発、ロシア軍が掌握
ウクライナ・キエフ/リビウ(CNN) ウクライナに侵攻したロシア軍が24日、北部のチェルノブイリ原子力発電所を掌握した。この地域を管理する当局が発表した。
立入禁止区域管理庁の広報官はCNNに「今朝(キエフの)オフィスに来たら、(チェルノブイリ原発の)管理者が立ち去ったとわかった。指示を与えたり守ったりする者が誰もいなかった」と述べた。
ゼレンスキー大統領は同日早く、ロシアがチェルノブイリ原発を掌握しようとしていると警告。「防衛する者が1986年の悲劇を繰り返さないように命をささげている」とツイートしていた。
ウクライナ外務省も大統領と同様の警告を発して、原子力災害の再発に懸念を示した。