ウクライナなど3カ国のEU加盟申請、検討開始へ
(CNN) 欧州連合(EU)加盟国の大使らは7日、ウクライナとジョージア、モルドバの旧ソ連3カ国が出している加盟申請について、検討を始めることで合意した。加盟承認に向けた長い手続きが始まることになる。
EU議長国を務めるフランスのツイートによると、加盟27カ国の駐EU大使らが、執行機関の欧州委員会に3カ国それぞれの申請についての意見を求めることで合意に達した。
ただし、3カ国が加盟候補国とみなされるまでには、何年もかかる可能性があるとしている。
EUの規則によると、加盟を希望する国は厳しい承認基準を満たす必要があり、この中には複雑な社会的、法的、政治的改革が含まれる。新たな加盟国を迎える際には、EU側の受け入れ能力も考慮することになっている。
これに先立ち、欧州理事会(EU首脳会議)のミシェル議長は7日、ウクライナの加盟申請については「数日中」に協議すると述べていた。