ウクライナで民間人549人死亡、ロシア侵攻開始以降 国連推計
(CNN) 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の最新の集計によると、ロシアによる2月24日の侵攻開始以降、ウクライナでは民間人少なくとも549人が死亡した。
この数字は9日までの集計値で、10日に公表された。負傷者数は957人。だが、OHCHRは特にウクライナ政府の支配下にある地域では、実数がこれよりも「かなり多い」とみている。
声明は「激しい衝突が続く一部地域では情報の受け取りが遅れているほか、多くの報告はまだ裏付けが取れていない」としている。
たとえば、ボルノバーハやマリウポリ、イジュームでは民間人数百人が犠牲になったとの情報があるが、これらの数字についてはさらなる裏付けを進めており、今回の集計には含まれていないという。