ロシアの攻撃、ウクライナ西部にも 首都近郊で米国人記者が死亡

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ヤボリウでの攻撃を受けて別の病院に搬送される患者=13日/Dan Kitwood/Getty Images

ヤボリウでの攻撃を受けて別の病院に搬送される患者=13日/Dan Kitwood/Getty Images

一方、キエフ地域の警察がSNSで発表したところによると、イルピンで死亡した米国人はブレント・ルノーさん(50)。ほかに2人のジャーナリストが負傷した。

米誌タイムによると、ルノーさんは同誌系のテレビ局が難民危機を扱う番組の取材中だった。

米国務省も13日、ルノーさんの死亡を確認した。同省の報道官は、ロシアによる無差別な攻撃の一例だとツイートした。

SNS上ではさらに、米コロンビア大学ジャーナリズム大学院の非常勤教授で映像ジャーナリストのフアン・アレドンド氏が、キエフ市内の病院から発信した動画が流れた。アレドンド氏は、イルピンから避難する人々の取材で同市の検問所を通過した際、ロシア軍から銃撃を受けたと話している。

一方、ロシア軍の支配下にある南部ヘルソンでは13日、侵攻開始以降で最大規模の反ロシアデモが実施された。ロシアがヘルソン州に親ロシア派の「人民共和国」を設立する準備を進めているとの情報に対し、数百人がウクライナ国旗を掲げて抗議した。

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