ロシア兵の一部が凍傷に、適切な防寒具なく 米国防総省高官
(CNN) 米国防総省高官は22日午前、ウクライナに展開するロシア兵の一部は適切な防寒具がないために凍傷になっている兆候があると明らかにした。
ロシアによるウクライナ侵攻は近く開始から1カ月を迎える。同高官によると、ロシア軍は兵たんや維持の問題に悩まされる状況が続いており、適切な装備の欠如に加え、食料や燃料の不足も追い打ちをかけているという。
同高官は記者団に「一部の兵士については個人装備の面ですら問題がある」と指摘し、凍傷になって戦闘から外された兵士もいるとの兆候をつかんだことを明らかにした。
ロシア軍は指揮統制の問題から連絡が難しい状況にあり、それが兵たんや維持の問題をさらに悪化させているという。
ウクライナは今月、寒波に見舞われていた。