豪雨で洪水や土砂崩れ、14人死亡 ブラジル南東部
(CNN) ブラジル南東部リオデジャネイロ州で豪雨が数日間続き、2日までに洪水や土砂崩れによる多数の死者が報告された。同州の民間防衛隊によれば、子ども7人を含む少なくとも14人が死亡した。
同州沿岸部の町パラチでは、土砂崩れが民家7軒を直撃。地元当局者らがCNNブラジルに語ったところによると、父親と2~17歳の子ども7人の少なくとも8人が死亡し、4人が負傷。22以上の地区で洪水が起き、71世帯が避難した。
同州メスキタでは3日間豪雨が続いた後、38歳の男性が感電死した。
アングラ・ドス・レイスの市当局者は、4歳の女児と10代の若者が死亡し、5人が救助される一方で少なくとも9人が行方不明になっていると話した。
ブラジル南東部のサンパウロ州でも今年2月、数日間続いた豪雨による洪水と土砂崩れで少なくとも24人が死亡、1500世帯あまりが避難を強いられた。