アフガン北部のモスクで爆発、33人死亡 43人負傷
(CNN) アフガニスタン北部クンドゥズ州にあるイスラム教のモスク(礼拝所)で22日に爆発が起き、イスラム主義勢力タリバンによると33人が死亡したとみられる。
死者には子どもも含まれていると、タリバンの報道官は説明。このほか43人が負傷したとしている。爆発は金曜日の礼拝の最中に発生した。
この前日には、同じクンドゥズ州と北部の都市マザリシャリフでもそれぞれ爆発が起きていた。19日には首都カブール西部の教育施設で数度の爆発が起き、複数の学生が死亡した。
モスクを標的にした22日の爆発の死者数について、CNNは立証できていない。ただ匿名で取材に応じた目撃者は、爆発の後で複数の遺体を見たと語った。
一連の爆発は、主にシーア派のハザラ人の暮らす地区を狙って起きている。今週行われた攻撃の多くは、過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」系組織でタリバンと敵対する「ISIS―ホラサン(ISIS―K)」が犯行声明を出した。
これまでのところ、22日の爆発にはどこからも犯行声明が出ていない。