バハマで米国人観光客3人が変死、重体の1人は帰国 犯罪性は否定
(CNN) カリブ海の島国バハマのリゾートホテルで6日に米国人観光客3人の遺体が発見され、当局が死因を調べている。バハマ警察によると、同じ日に病院へ搬送されたもう1人の米国人女性は、8日までに帰国した。
バハマのグレートエグズーマ島にある同ホテルでは、滞在中の男性1人と男女1組が別々の棟で死んでいるのが見つかった。いずれも外傷はみられなかったが、男女は前夜に体調不良を訴えていて、けいれんを起こした形跡があった。
4人目の女性が同じホテルに滞在していたかどうかは未確認。警察によると女性は重体で、首都ナッソーの病院へ空路搬送された後、米フロリダ州マイアミの病院に移って治療を受けている。
死亡した3人の身元は確認作業が完了してから、9日に公表されるという。もう1人の女性の身元も、今のところ公表されていない。
バハマのクーパー副首相によると、犯罪性はないとみられる。同氏は6日、厚生相に対し、保健、環境、公共事業部門の当局者によるチームを率いて現地入りするよう指示を出した。