ロシアの極超音速ミサイル、オデーサのホテルとモールを破壊 ウクライナ発表
(CNN) ウクライナ南部の港町オデーサ(オデッサ)にあるショッピングモールとホテル2軒が9日、ロシア軍の攻撃で破壊された。
オデーサ地方軍政部のブラチュク報道官は、ロシアの新しい極超音速ミサイル「キンジャル」3発が飛行機から発射され、「観光インフラ」を直撃したと述べた。
ブラチュク報道官によると、このミサイル攻撃で2人が病院で治療を受けているという。CNNは負傷者を確認できなかった。
ブラチュク報道官は標的となった施設を特定しなかったが、CNNは大きな被害が出ているザトカ村のホテルが映っているソーシャルメディア上の2つの動画の位置を特定し、その真偽を確認した。動画の1つは、オデーサ市議会が最初に公開したものだ。
動画に映っているホテルは、オデーサ地方で9日に攻撃を受けたホテルとしては2軒目。なぜこれらのホテル、あるいはホテルに滞在していた人が狙われたのかは不明だ。
ウクライナ軍南部作戦司令部によると、ショッピングモールにもミサイル7発が撃ち込まれた。5人が負傷し、1人死亡したという。