中ロ爆撃機、クアッド開催時に日本周辺を飛行
(CNN) 岸信夫防衛相は24日、記者団に対し、中国とロシアの爆撃機が共同で日本周辺を飛行したと明らかにした。岸防衛相によれば、自衛隊機が緊急発進(スクランブル)し、監視を行った。
岸防衛相は、日米豪印4カ国(クアッド)の首脳会合が行われているなかで中ロによる軍事演習が行われ、過去よりも挑発度が増しているとの見方を示した。
クアッドの首脳会合は24日に東京で各国首脳4人が参加する形で行われた。
岸防衛相は、国際社会がロシアによるウクライナ侵攻に対応しているなかで、中国がロシアと協力してこうした活動を行うことは受け入れられないと述べた。
岸防衛相によれば、中ロには外交ルートを通じて懸念を伝えたという。
中国の防衛省は、中ロの空軍が日本海や東シナ海周辺で、共同で空中偵察を行ったことを確認した。