シク教寺院に襲撃、2人死亡 アフガン首都
アフガンのシク教徒はもともと少数派で、特に昨年タリバンが政権を掌握してからはごく少数しか残っていない。2020年には、カブール市内にある別のシク教寺院が襲われて25人が死亡し、過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)が犯行声明を出していた。
国連アフガニスタン支援団(UNAMA)はツイッター上で18日の襲撃を非難し、シク教徒を含むアフガンの少数派を保護するべきだと呼び掛けた。
欧州連合(EU)の駐アフガン大使も、多様な宗教、民族の共存を全力で守る必要があると述べた。
シク教発祥の地であるインドの外務省は、寺院襲撃の知らせに「深い懸念」を表明した。