崩落したトンネルから救出された男、銀行強盗計画か 伊ローマ
(CNN) イタリアのローマで崩落したトンネルの瓦礫(がれき)から救出された男に対し、銀行強盗を企てていたのではないかとの疑いがかかっている。映画さながらにトンネルを掘って銀行内に忍び込み、金を奪おうとしていたとみられる。
地元警察は12日、男が4人組の強盗の1人で、週末に銀行強盗を実行する計画だった疑いがあると述べた。週末はイタリアの公的な休日に当たり、ローマも比較的静かになるとみられていた。
警察の報道担当局がCNNに明らかにしたところによると、警官らは11日、男性1人が瓦礫の下に閉じ込められたとの通報を受け、崩落したトンネルに駆け付けた。
到着後すぐに警官らは、現場から車で逃げようとした疑いで2人を拘束。彼らとは別に4人目の男も拘束した。
閉じ込められた男の救出には8時間を要した。男は地元の病院に搬送され、医師の診断を受けた。