ゼレンスキー氏、ザポリージャ原発からのロシア軍撤退を要求
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ロシア軍にザポリージャ原子力発電所の敷地からの撤退を要求した。
ゼレンスキー氏は毎日発表している動画のメッセージで、ロシア軍は「原発の敷地と隣接する全ての地域から撤退し、軍の装備を撤去しなくてはならない」と求めた。
さらに「無条件かつ可能な限り早くこれを行う必要がある。ウクライナは国際原子力機関(IAEA)による適切な管理を確保する用意がある」と説明。関連する使節団を法律にのっとり、早急かつ効率的に同原発に派遣することが可能だと述べた。
ウクライナの外交官や核科学者、IAEAは常に連絡を取り合っており、IAEAの使節団の派遣に向け取り組んでいるとも述べた。
ゼレンスキー氏は18日、ウクライナ西部リビウで国連のグテーレス事務総長と会談する予定。