英仏海峡で列車立ち往生 避難の乗客、海底トンネル内で恐怖の数時間

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バス用貨車の中で待機する乗客/Michael Harrison/Twitter/PA Media/PA

バス用貨車の中で待機する乗客/Michael Harrison/Twitter/PA Media/PA

乗客は非常用トンネルを通って保守用トンネルに避難し、10分ほど歩いて別の列車にたどり着いたという。

しかしこの列車にも問題があり、乗客がようやく英国にたどり着いたのは、乗車してから6時間後だった。

英仏海峡トンネルを通るシャトル列車は通常、35分でカレーとフォークストンを結んでいる。

別の乗客は、5時間以上トンネルの中に閉じ込められていたと証言した。

トンネルの中は暑くてエアコンもなかったいう。「まるでパニック映画だった。何が起きているのか分からないまま、ただ奈落の底へ歩いて行く。私たち全員が、大行列しながら海底にとどまらなければならなかった」と乗客のサラ・フェローズさん(37)は話し、「泣いている女性や、1人で乗車していてパニックに襲われる女性もいた」と言い添えた。

英仏海峡トンネルは24日午前、通常通りの列車運行再開を発表した。

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