EUのロシア人ビザ発給停止、迫害された野党メンバーの除外要請 独外相

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非公開の閣議に出席するドイツのベアボック外相/Soeren Stache/picture-alliance/dpa/Associated Press

非公開の閣議に出席するドイツのベアボック外相/Soeren Stache/picture-alliance/dpa/Associated Press

(CNN) ドイツのベアボック外相は30日、欧州連合(EU)が実施する可能性のあるロシア国民に対するビザの発給停止措置について、迫害された野党メンバーは除外を求めたい考えを明らかにした。

ベアボック氏によれば、ドイツ政府はロシアとのビザ発給の円滑化協定について一時停止する用意や、複数回入出国できるマルチビザや複数年のビザの発給を停止する用意があるという。

EU加盟国の外相と国防相はチェコ首都プラハで2日間の日程で、さらなるロシアへの対応について検討する非公式の会合を開催する。東欧の加盟国による提案のひとつがロシア人観光客がEU加盟国に入国するのを禁止することだ。

ベアボック氏は、ドイツ政府はロシアで迫害された人々について速やかに出国できることを望んでいると述べ、ロシアの政権に立ち向かう勇気を依然として持っている人たちを罰することはないとした。

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