攻勢のウクライナ軍、ロシア軍の「8倍」 親ロシア派幹部
(CNN) ウクライナ北東部ハルキウ州の親ロシア派当局の高官ビタリー・ガンチェフ氏は12日、ロシアメディアの取材に対し、ウクライナ政府が東部で進攻を続けていることを受けて、先週のウクライナ軍は、ロシア軍と親ロシア派の8倍の勢力だったと述べた。
ガンチェフ氏は「反攻のためにウクライナ軍が移動させた兵力に言及すれば、我々の軍を約8倍上回っていた」と述べた。
ガンチェフ氏は、ロシア軍の人員を維持するために撤退と再編成の決断が下されたとの見方を示した。
ガンチェフ氏以外のロシア当局者も、ロシア軍の撤退について、前線から離れた場所での再編成の決定を受けたものとして見せようとしている。
CNNは独自にガンチェフ氏の主張を確認できていない。
ロシア軍がハルキウ州で大崩れしたことで、ロシア政府の支持者からも批判が相次いでおり、ロシア政府がこの失態にどのように対応するのかを問う声が出ている。