デンマーク女王「申し訳なく思う」、孫4人の王子と王女の称号取り消しに謝罪
「君主制が常に時代に即して自ら形成されるようにすることは、女王としての私の責務であり、願いでもある。そのためには困難な決断を下さなければならないこともあり、適切なタイミングを見つけることは常に難しい」
女王はそう述べ、若い王族がもっと普通の生活を営めるよう「調整」を行ったと説明。「王族の称号を持つことは、数多くの責任や義務を伴う。将来的に、より少ない王族でそれを担う」とした。
「私は女王として、母として、祖母として決断した。しかし母そして祖母として、次男とその家族の気持ちは理解している。それは大きな印象を与えている。そのことを申し訳なく思う」
「私の子どもたち、義理の娘たち、孫たちが私の偉大な喜びであり、誇りであることに疑いはない。私たちが家族としてこの状況を乗り越え、平穏を見出すことを願う」。マルグレーテ女王はそうコメントしている。