ベラルーシ大統領、ロシアとの「合同部隊」の結成を発表
(CNN) ベラルーシのルカシェンコ大統領は10日、ベラルーシとロシアが合同で部隊を編成すると明らかにした。ベラルーシ国営のベルタ通信が伝えた。
ルカシェンコ氏は、西側の国境での状況の悪化を受けて、ロシアとベラルーシで地域集団を配備することで合意したと述べた。
ルカシェンコ氏の発言により、両国の軍事協力は深まる。ルカシェンコ氏はまた、ウクライナがベラルーシへの攻撃を計画していると主張した。
ロシアが2月にウクライナに侵攻して以降、相当数のロシア軍がベラルーシに配備されている。
ルカシェンコ氏は、ベラルーシ軍はロシアの「特別軍事作戦」に関与していないとしている。ルカシェンコ氏は先週、ベラルーシがロシアとウクライナとの戦争に巻き込まれているものの、軍事的な活動は行っていないと語っていた。
ルカシェンコ氏は、特別軍事作戦には「参加」しているし、それを隠したことはないとしたものの、誰も殺害したことはなく、軍を派遣したこともないなどと語っていた。