１日あたり最大１５人の遺体を掘り起こし　ウクライナ東部ドネツク州

（ＣＮＮ） ウクライナ東部ドネツク州の警察は、ロシアの占領を受けていた地域で、１日あたり最大１０人から１５人の遺体を掘り起こしていると明らかにした。

警察の報道官は、「これまでに、ドネツク州で４３の集団墓地が見つかった」と述べた。リマンでは民間人のものと軍人のものの２つの集団墓地が見つかった。最大１０人が埋葬されているとみられる場所の情報も警察に寄せられているという。

多くの遺体は爆発物による負傷で死亡したとみられているものの、警察は、暴力によって殺害された市民に関する情報も入手しているという。

リマンでの遺体の掘り起こしでは、これまでに３５人の軍人と１５２人の民間人が見つかっている。到達しにくい場所にある４０カ所についてはまだ遺体の掘り起こしが行われていない。