ロシアとベラルーシの合同部隊、活動を開始
(CNN) ベラルーシのフレニン国防相は、ロシア軍とベラルーシ軍の合同部隊が防衛に向けた配備と任務遂行を開始したと明らかにした。ベラルーシの国営ベルタ通信が17日、伝えた。
ベルタ通信が伝えたところによれば、フレニン氏は工場の職員との会合で、新たな課題や脅威に対応するため、合同部隊の積極的な準備を目的とした個別の措置を実施していると述べた。
フレニン氏は、合同部隊について、多くの構成要素からなる複雑な組織であると指摘。さまざまなレベルの指揮系統や部隊、軍、ベラルーシとロシアのさまざまな支援システムが含まれるという。
ベラルーシ国防省の高官は17日、ツイッターへの投稿で、ロシアは合同部隊の一部として、戦車を約170台と、装甲戦闘車両を最大200両、100ミリ以上の口径を持つ火砲や迫撃砲を最大100基、ベラルーシに送る計画だと述べた。
ベラルーシのルカシェンコ大統領は10日、西側国境の状況の悪化に言及し、合同部隊の配備で合意したと明らかにしていた。