北朝鮮が弾道ミサイル、3県に避難呼びかけの警報
ソウル/東京(CNN) 北朝鮮が3日、弾道ミサイル少なくとも1発を発射した。韓国軍合同参謀本部によると、ミサイルは朝鮮半島東部沖の海上に落下した。
ミサイル発射を受け、宮城、山形、新潟の各県には警報が出された。
首相官邸のツイッターは、北朝鮮がミサイルを発射したと思われると伝え、建物内や地下への避難を呼びかけた。
数分後のツイートでは「ミサイル通過。先程のミサイルは、午前7時48分ごろ、太平洋へ通過したものとみられます。不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察や消防などに連絡して下さい」と促した。
首相官邸は当初、ミサイルが日本上空を通過したと述べていたが、防衛省はその後、確認したところミサイルは日本列島を越えていなかったと発表した。
北朝鮮のミサイル発射は、弾道ミサイルと巡航ミサイルを含め、今年に入って30回目。今回は数時間後に、米国防総省で行われる米国のロイド・オースティン国防長官と韓国の李鐘燮(イジョンソプ)国防相の会談を控えていた。