ノルウェー王女が公務離脱、霊媒師の婚約者と代替医療ビジネスに専念
(CNN) ノルウェー国王の一人娘マッタ・ルイーセ王女(51)が婚約者の米国人霊媒師デュレク・ベレット氏と営む代替医療ビジネスに専念するため、公務から身を引くことになった。
ルイーセ王女の王位継承順位は4位。王室は8日、現時点でルイーセ王女は王室を代表しないと発表した。ハーラル国王の望みで王女の称号は維持される。
声明の中でルイーセ王女は代替医療に以前から関心があったと告白し、「確立された通常医療を補う重要なサプリメントになり得る」と説明した。
王女は婚約者のベレット氏と共同でセミナーを運営。「自分の内なる神を呼び起こし、自分に与えられたものを生かして世界を変える」という「瞑想(めいそう)と霊媒のエクセサイズ」を提供している。
ベレット氏は霊媒ヒーリングについて紹介した「スピリット・ハッキング」という著書があるほか、222ドル(約3万2000円)の「精神最適化」サービスでは「あなたを傷つけようとする外部のエネルギーから身を守る精神的・エネルギー的防御を呼び起こし、より安全な癒やしの空間へ導く」とうたっている。