東部戦況の「難局」認める、抗戦は続く ウクライナ大統領
さらにルハンスク州での戦況に言及し、前線で双方が攻撃を加え合う流動的な局面になっていると述べた。ただ、現段階で攻勢にあるのはロシア軍とし、ウクライナ軍が防御を固めている情勢にあるとした。
一方、ウクライナ軍は9日、ロシア軍は攻撃の焦点をドネツク州に据えており、特にアウディーイウカとバフムートに狙いを定めているとの見方を示した。
軍の東部作戦管区の報道担当者は、バフムートの状況について「困難だが制御している」と述べた。ドネツク州のキリレンコ知事は7日、攻撃で住民ら5人が殺害されたと明かした。ウクライナ軍によると、アウディーイウカとバフムート近くに位置する25の地域が砲撃、迫撃砲やロケット弾の標的になっている。