スペインの東方3賢者パレード、顔の黒塗りが論争の的に
反人種差別団体アフロフェミナスは、黒塗りの廃止を要求。団体のメンバーは声明で「何を表現しようとしているかは問題ではない。子どもが喜ぶからという問題でもなければ、伝統かどうかの問題でもない。自分のものでない色でメイクを行えば、それは人種差別に当たる」と述べた。
カタルーニャ州のテレビ局TV3はCNNに対し、同局の放送は黒塗りを行わないバルセロナからの中継のみに限定すると明らかにした。
それでも、今年のパレードの準備は進められている。イグアラダのイベントの主催者はCNNに、「約1000人のボランティア」が参加する予定だと明らかにした。
イグアラダの主催者は「このお祝いは全ての住民が参加できる。いかなる区別も差別もない」と説明。「我々は批判を常に尊重している」とした上で、「批判は分析され、内部の議論にかけられる」と述べた。