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パレスチナとの和平が先との考えに「とらわれてはならない」 イスラエル首相 CNN EXCLUSIVE

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CNNの単独インタビューに答えるイスラエルのネタニヤフ首相/CNN

CNNの単独インタビューに答えるイスラエルのネタニヤフ首相/CNN

(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相は1月31日、CNNとの単独インタビューに答え、人々がパレスチナとの和平交渉に「とらわれている」可能性があるとの見解を示した。その上で、自身はすでに別の手法を選んでいると明かした。

「アラブとイスラエルの対立が事実上終焉(しゅうえん)を迎える時、我々はパレスチナ人の問題に立ち戻り、パレスチナ人との間で実効性のある平和を手に入れることになるのだと思う」。ネタニヤフ氏はそう述べた。

バイデン米政権がパレスチナ自治区ヨルダン川西岸への入植によって緊張に拍車がかかるとの懸念を抱いていることについて問われると、ネタニヤフ氏はトランプ前政権時に結ばれたアブラハム合意に言及。合意を通じてイスラエルと複数のアラブ諸国との関係が正常化したと指摘した。

「彼ら(パレスチナ人)とは長く過ごしてきた。複数のアラブ諸国を直接訪問し、新たな和平の構想を固めた。4つの歴史的な和平合意を締結した。アブラハム合意だ。私の前任者たちが70年かけて結んできた和平合意の2倍の数だ」(ネタニヤフ氏)

実際のところ、パレスチナ人とイスラエル人は過去1週間で流血の惨事に見舞われており、事態が制御不能に陥るのではないかとの懸念が高まっている。26日にはヨルダン川西岸の都市ジェニンでイスラエル軍が急襲作戦を実施し、パレスチナ人に死傷者が出た。翌日はエルサレムのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)付近で銃撃事件が発生。イスラエル側は近年で最悪のテロ攻撃の一つと形容した。

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