長距離ミサイルでロシアを攻撃せず、ウクライナ国防相が約束

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1月31日、仏パリで記者会見を行うウクライナのレズニコウ国防相/Julie Sebadelha/Pool/AFP/Getty Images/File

1月31日、仏パリで記者会見を行うウクライナのレズニコウ国防相/Julie Sebadelha/Pool/AFP/Getty Images/File

(CNN) ウクライナのレズニコウ国防相は4日までに、同盟国に求め続けている長距離ミサイルが供与された場合、ロシア領内への攻撃には使わないことを保証する用意があるとの考えを示した。

国営メディア「ウクルインフォルム」によると、欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会との会合で述べた。

国防相はこの中で、敵側の防御態勢の維持を許さず、敗退に追い込むため長距離ミサイルが必要との考えを表明。その上で、長距離ミサイルを使う場合、標的の選択で「パートナー国との調整も準備し得る」と話した。

他国に対しウクライナによる対空ミサイル能力の構築への支援も要望。都合がつき次第、地対空ミサイルの米国製「パトリオット」とフランス製「SAMP/T」を調達する必要性を強調。これに加え、米国製の地対空ミサイルシステム「NASAMS」と欧州が共同開発した空対空ミサイル「IRIS-T」のさらなる提供も促した。

レズニコウ国防相はさらに、ロシアは「侵攻1年」となる今月24日に、新たな攻勢を仕掛けるだろうとの判断も示した。

フランスの放送局「BFM」との会見で「ロシアは象徴的な意味合いを信じており、2月24日ごろに何かを試みるだろうと我々は考えている」と指摘。「彼らは2方面で攻撃が可能だし、東部ドンバス地方や南部でもあり得る」とした。

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