大地震から2週間、捜索救助活動ほぼ終了 トルコ

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南部カフラマンマラシュ県とハタイ県では、今も40棟の建物で捜索救助活動が続けられている/Ahmed Deeb/picture alliance/Getty Images

南部カフラマンマラシュ県とハタイ県では、今も40棟の建物で捜索救助活動が続けられている/Ahmed Deeb/picture alliance/Getty Images

トルコ・イスタンブール(CNN) 4万人以上の犠牲者を出した6日の大地震からほぼ2週間が経ち、トルコの被災地のほとんどで捜索救助活動が打ち切られた。国家災害対策当局が明らかにした。

アナトリア通信によると、南部カフラマンマラシュ県とハタイ県では、今も40棟の建物で捜索救助活動が続けられている。

ハタイ県では18日、地震発生から296時間ぶりに、夫婦と12歳の子どもが救出された。子どもはその後、死亡した。

特に被害が大きかったハタイ県の当局者は19日、同地の建物は少なくとも80%を解体して建て直す必要があると語った。

「もっと多くのテントが緊急に必要だ。寒さはあと1カ月続く。住民は家の中にとどまることを恐れているが、飼っている動物を置き去りにはしたくない。特に都市部では」。当局者はトルコのテレビ局の取材にそう話している。

トルコで確認された死者は47人増えて4万689人になった。隣国シリアの犠牲者を合わせると、少なくとも4万6530人に上るとアナトリア通信は伝えている。

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