国連総会、ロシア非難の決議案採択 141カ国が賛成
(CNN) 国連総会は23日、ロシアによるウクライナ攻撃を非難し、ロシア軍の撤退を求める決議案を採択した。
決議案には141カ国が賛成し、7カ国が反対。中国など32カ国は棄権した。
決議案に法的拘束力はない。しかし、ロシアの侵攻から1年がたった今も、ウクライナ支持に揺るぎがないことを見せつけた。
ウクライナのドミトロ・クレバ外相とボロディミル・ゼレンスキー大統領は決議案の採択を評価している。
クレバ外相は、「国連加盟国141カ国は本日の決議案に賛成票を投じることによって、ロシアが不法な侵攻をやめなければならないことをはっきりさせた」とツイート。「ウクライナの領土保全を回復しなければならない。ロシアが全面侵攻を始めてから1年、世界のウクライナ支持は強固なままであり続けている」とした。
ゼレンスキー大統領は「国連総会決議案に賛同してくれた全ての国に感謝する」とコメントした。