独防衛大手、ウクライナで戦車工場開設の意向

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独防衛大手ラインメタルのアルミン・パッペルガーCEO/Marius Becker/picture-alliance/dpa/AP

独防衛大手ラインメタルのアルミン・パッペルガーCEO/Marius Becker/picture-alliance/dpa/AP

(CNN) 戦車「レオパルト」の製造などを行う独防衛大手ラインメタルのアルミン・パッペルガー最高経営責任者(CEO)は7日までに、ウクライナに戦車製造のための工場を開設したい意向を明らかにした。

パッペルガー氏は独地元紙の取材に答え、そうした工場の建設について交渉が行われており、2カ月以内に決定が下される可能性があると明らかにした。

工場の建設費用は2億ユーロ(約290億円)に上る見通しで、年間約400両の戦車を製造できるという。

こうした施設の防衛のために防空システムが導入される可能性がある。

パッペルガー氏は、完全にデジタル化された戦車「パンター」がウクライナで製造される可能性があると言い添えた。

ラインメタルはドイツの防衛装備メーカー最大手で、雇用数は約2万5000人。

ラインメタルは1月、レオパルトの在庫数について、139両あるが、今春に戦闘可能な状態で納入できるレオパルト2は29両にとどまると明らかにしていた。

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