中国を判断するには「言葉でなく行動」 独国防相
(CNN) のピストリウス国防相は、ウクライナでの紛争を終結させるための中国の提案について懐疑的な見方を示した。 ピストリウス氏はドイツメディアの取材に対し、本当かどうかはわからないものの中国が攻撃用ドローン(無人航空機)をロシアに提供することを計画している可能性があるとする報道の一方で、同時に和平案を提示するという報道を耳にしたとし、「私は中国について言葉ではなく行動で判断することを提案する」と述べた。 中国外務省は24日、文書を発表し、和平交渉の再開と一方的な制裁の停止を求めたほか、核兵器の使用に反対する姿勢を強調した。 中国政府の中立であるとの立場は今回の紛争の本質を認めないことや、ロシア政府に対する外交的・経済的な支援によって大きく損なわれている。中国はこれまでのところ、今回の戦争について「侵略」と呼ぶことを避けている。 西側諸国は中国がロシアに対して殺傷能力のある兵器の供与を行うことを検討している可能性があると懸念を表明している。中国政府はこうした見方を否定している。