ロシアが「報復」の大規模攻撃、11人死亡 ウクライナ
一方、ロシア国防省は、同国西部ブリャンスク州での先週のウクライナによる「テロ行為」への報復として一連のミサイル攻撃を行ったとの声明を出した。
声明には「極超音速ミサイルのキンジャルを含め、空、海、陸に配備された高精度かつ長距離の兵器でウクライナの主要な軍事インフラや軍産複合体企業、エネルギー施設などを攻撃した」とある。
ブリャンスク州での「テロ攻撃」について、ロシアの治安当局は「武装したウクライナの愛国主義者が国境を越えて侵入した」などと主張。ロシアのプーチン大統領は「テロ攻撃」と表現した。
これに対し、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、ロシアの挑発か、ロシア大統領府に対抗している地域のパルチザンによる行為との見方を示し、ウクライナの関与を否定していた。