ロシア軍阻止に弾薬100万発必要 ウクライナ国防相

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自走榴弾(りゅうだん)砲の砲弾を運ぶウクライナ兵=5日、バフムート近郊/Anna Kudriavtseva/Reuters

自走榴弾(りゅうだん)砲の砲弾を運ぶウクライナ兵=5日、バフムート近郊/Anna Kudriavtseva/Reuters

(CNN) ウクライナのレズニコウ国防相は8日、ロシア軍を阻止し、反攻を開始するためには「可及的速やかに」100万発の弾薬が必要だと述べた。

レズニコウ氏は、スウェーデンの首都ストックホルムで欧州連合(EU)の国防相会合が開かれるのを前に記者団に対し、ウクライナが105ミリと155ミリの砲弾を100万発必要としていると述べた。費用は約40億ユーロ(約5800億円)に上るという。

レズニコウ氏は、EU各国が共同でそうした弾薬を確保するというエストニアが提案した計画に賛意を示した。レズニコウ氏によれば、ウクライナはひと月あたり9万~10万発の砲弾を必要としている。

国防相会合では、防空システムや戦車、弾薬などが優先的な議題として話し合われる見通し。

レズニコウ氏は「優先度が最も高いのは防空システムで、そして、弾薬に弾薬に弾薬だ」と述べ、そうすることでウクライナは反撃の準備を整えることができるとの見方を示した。

レズニコウ氏は、時間が命を救うための決定的な要因だとし、「我々は可及的速やかに前進する必要がある」と述べた。

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