バフムートの陥落「数日内の可能性も」 NATO事務総長

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記者会見に臨む北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長=8日、スウェーデン/Jonathan Nackstrand/AFP/Getty Images

記者会見に臨む北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長=8日、スウェーデン/Jonathan Nackstrand/AFP/Getty Images

(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は8日、ロシア軍がウクライナ東部の要衝バフムートを間もなく掌握する可能性を排除できないとの考えを示した。

スウェーデンの首都ストックホルムで欧州連合(EU)の国防相会合が開かれるのを前に、ストルテンベルグ氏は「バフムートが今後数日内に陥落する可能性を排除できない」と述べた。

ストルテンベルグ氏はさらに「陥落は必ずしもこの戦争の転換点となるわけではない」と指摘し、東部ドネツク州での紛争は「ロシアを過小評価すべきでないことを強調しているだけ」との見解を示した。

ロシアの民間軍事会社ワグネルを率いるエフゲニー・プリゴジン氏は同日、激戦が続くバフムート市の東部を掌握したと主張した。CNNは同氏の主張を独自に確認できていない。

ウクライナ軍はプリゴジン氏の主張には触れずに、バフムートでのロシア軍の攻撃は続いているものの、そうした攻撃は成功せず多大な損失を出していると指摘した。

西側諸国の当局者によると、バフムート地域で優勢なワグネルは兵士として徴集する囚人が不足している。

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