ウクライナ軍、24時間でロシア兵「100人超死亡」 東部バフムートの戦闘で
(CNN) ウクライナ軍東部方面部隊のチェレバティ報道官は8日、ウクライナ東部の要衝バフムートでの戦闘で、100人を超えるロシア兵が過去24時間で死亡したと明らかにした。
チェレバティ氏が地元テレビに語ったところによると、7日にはバフムート市内とその周辺でロシア軍による砲撃が102回、戦闘攻撃が72回あった。だが、ロシア軍は「前進して戦術的な勝利を収めることができなかった」という。
チェレバティ氏は、ロシア軍の攻撃におけるロシアの民間軍事会社「ワグネル」の主要な役割について言及しながら、「ワグネルでかなり大きな損失があり、空挺(くうてい)部隊や機械化部隊、そして大砲と航空機で強化された」と説明した。
さらに「ワグネルの兵士は8カ月もの間、文字通り大砲の餌食となった。我々の部隊を消耗させ、ウクライナの防衛に絶えず圧力をかけるために、彼らはそのようにかなり原始的な方法で使われた」と述べた。