フランス全土で一斉スト 石油精製所封鎖、交通機関や学校に影響
エネルギー移行相は、「我々は的を絞って介入し、デモ隊が封鎖していた石油貯蔵タンクの封鎖を解除した」「ストライキは憲法で認められた基本的な権利だが、封鎖はそうではない。警察は困難な状況で動員され、私の全面的な支持を得ている」と強調している。
封鎖された2カ所の石油精製所については、政府が改めて労働者に職場復帰命令を出した。
民間航空当局によると、精製所のストの影響で、パリのシャルルドゴール空港ではケロシンの在庫が逼迫(ひっぱく)し、オルリー空港でも状況を注視している。
空港の広報によれば、この日はシャルルドゴール空港の1番ターミナルが約70人のデモ隊に封鎖された。