バイデン大統領、中ロの連帯を「非常に過大視」と指摘

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訪問先のカナダ首都オタワでトルドー首相との共同記者会見に臨むバイデン米大統領=24日/Andrej Ivanov/AFP/Getty Images

訪問先のカナダ首都オタワでトルドー首相との共同記者会見に臨むバイデン米大統領=24日/Andrej Ivanov/AFP/Getty Images

(CNN) 米国のバイデン大統領は24日、モスクワで先に首脳会談を開いたロシア、中国両国の連帯に触れ、「我々は非常に誇張して受け止めていると考えている」との見解を示した。

訪問先のカナダ・オタワでの記者会見で述べた。「同盟関係を広げているのは我々の方だ」とも強調した。

バイデン氏は「中国やロシアを軽く見ているわけではない」としつつも、米政府当局者が最近、中国がロシアへの軍事支援の増大を検討しているとの警告に言及。

「中国はまだしていない」と指摘し、「踏み切らないだろうことを意味しているのではないが、まだ思い切ってはいない」と主張。その上で、「何かが起きたとしても、西側は結束をさらに著しく強めることで対応してきた」と説いた。

G7(主要7カ国)、日米豪にインドが加わる「クアッド」の同盟、東南アジア諸国連合(ASEAN)や米英豪の安全保障協力の枠組み「AUKUS(オーカス)」などを通じて同盟関係は強化されてきたとし、「私は世界の指導者の8割と会ってきた」と続けた。

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