クリミアのロシア航空基地付近から黒煙 ウクライナがドローン攻撃か
(CNN) ソーシャルメディアに29日に投稿された動画などによると、ロシアが占領しているクリミア半島にあるロシア軍の飛行場またはその付近で爆発か火災があったとみられる。
動画にはクリミア中部シンフェロポリ市の航空基地がある地域から黒煙が上がっている様子が映っている。
ロシアがクリミアの首長に任命したセルゲイ・アクショノフ氏はSNS「テレグラム」に「ドローン(無人機)がシンフェロポリ地域で撃墜された」と投稿した。ドローンは畑に墜落し、死傷者や損壊はなかったという。
この件について、クリミア首長顧問のオレグ・クリュチコフ氏は、ウクライナ軍が航空基地を攻撃しようとストリーシュというジェットエンジンのドローンを使った可能性が高いとの見方を示した。
同氏はドローン墜落現場とされる場所の映像を公開し、そこには平野に衝突した跡が映っている。
クリミアの非公式のSNSチャンネルは大きな爆発音がシンフェロポリ市中心部で聞こえたとしている。
ウクライナ側からの公式コメントは出ていない。