ウクライナ軍、4月か5月に反攻開始か 国防相が示唆
(CNN) ウクライナのレズニコウ国防相は、ウクライナ軍が西側諸国の戦車を投入して4月か5月に攻勢を開始する可能性を示唆した。エストニアのテレビ局とのインタビューでこのほど明らかにした。
レズニコウ氏は、ウクライナに到着しつつあるドイツの主力戦車「レオパルト」が「ウクライナ軍参謀本部の決定の下に行われる反転攻勢作戦」に含まれる見込みで、参謀本部はさまざまな方面での反攻を計画している」と述べた。
反攻のタイミングについては「天候による。春は地面がぬかるんでおり、たとえば車輪のない無限軌道車しか使えない」と説明。その上で「4〜5月にレオパルトを目にすることになると思う」と述べた。
ウクライナ陸軍のシルスキー司令官は先週、ロシア軍は「バフムートでかなりの戦力を失い、エネルギーを使い果たしつつある」とSNS「テレグラム」に投稿。さらに「過去にキーウ(キエフ)近郊やハルキウ、バラクリヤ、クピャンスクでそうしたように、ごく近いうちに我々はこの機会を利用する」と述べた。