陸自ヘリ、海上に墜落か 10人搭乗
東京(CNN) 沖縄県の宮古島周辺で6日、10人が搭乗する陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶つ事故があり、浜田靖一防衛相は7日、救助隊が現場海域を捜索中だと明らかにした。海上に墜落したとみられる。
浜田氏は記者団に対し、被害に関する情報の収集と人命の捜索に引き続き全力を挙げる考えを示した。
森下泰臣・陸上幕僚長は、捜索隊がUH60JAヘリの一部とみられるものを発見したと説明。生存者がいないか海上の捜索を続けている状況だと明らかにした。
アビエーション・セーフティー・ネットワークが管理するデーターベースによると、生存者が見つからなかった場合、日本では1995年以降で最悪の軍用機事故になる。
森下氏によると、行方が分からなくなっている隊員は操縦士2人と整備員2人、坂本雄一・陸将を含む搭乗員6人。